ぴよべれ徒然ブログ。

端から端まで基本塚菊・全体的にオタク話。 男同士のイチャイチャです。 OK?

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2005.09.08

おーだいおだい♪

ビックリです。
本家のアンケで氷帝菊を片思いリョマが抜いてました!!
うわー!もう完全にこの2つの一騎打ちですよ!!
楽しい楽しい!!どうなるんだろー!!
どっちみち行き着く先は塚菊だと思うので、
どっちでもこーい!って感じです。
楽しみー♪
って事で、お題の続き行ってみよ!

このお題、逆はもうやっちゃってるので、
まぁ、たまには忘れ物くらいしてよ、国光。


03:忘れ物 (新婚さんの5題:おつまみ提供所

流した汗をタオルで拭い、清涼飲料水の入ったボトルを煽る。
かけられた声に振り返れば、トレーナーが手招きしていた。
何だろう、と彼の元へ行けば、トレーナーはにこりと微笑んだ。

「奥さんが呼んでるよ。」

途端、場がザワリとどよめき立つ。
その反応まで見越していたのだろうトレーナーに呆れた視線を向けても、
彼は楽しそうに笑んでいるだけだ。
どこか中学時代のチームメイトを彷彿とさせるトレーナーに、
軽い頭痛を覚えながら礼を言う。

「私は間違ったことは言ってないよ?」
「わかっていますよ。」

小声で言われた言葉に、苦笑を返す。
俺が妻ではないのだから、
相手が妻だという表現はあながち間違っているわけではない。
ただし、この言葉を聞いて文句を言われるのは俺だ。
小さくため息を吐いて、好奇の視線が背を差す中、
相手の待つ廊下へ出た。

「誰が、奥さんだよ。」
「俺に文句を言うな。」

俺の相手を見た途端、冗談だと判断した視線達が元に戻っていく。
スーツに身を包んだ相手は、どうひねっても女には見えない。
背もそこそこあるし、顔も女顔とも中性的とも言いがたい。
本当に俺の相手だとは、
知っている一部の人間くらいしか思いもしないだろう。
予想通りに文句を言う英二を見下ろして、用件を聞く。

「どうした、スーツのままで。珍しいな。」
「昼休にちょっと抜けてきた。忘れ物してさ。」
「忘れ物?」
「うん。ちょっと時間ある?」

少し苦い苦笑を浮かべている英二に一度頷いて、
トレーナーに声をかけてロッカールームに連れて行った。
ここは契約者専用のものだから、誰かが入ってくる心配もない。

「で、何を忘れたんだ?」
「うん、さっき決まったんだけど、急遽今から出張行くことになってさ。
 昼休終わったら一時間くらい話して、準備してすぐ行くから。」
「そうか。帰りは?」
「三日後には帰ってくるよ。」
「あぁ。わかった。…それが、何か関係あるのか?」

メールでも留守電にでも入れておいてくれればいいような内容に、
俺は首を傾げながら尋ねる。
英二は少し困ったように笑って、俺の肩に額を寄せた。

「充電。忘れてた。
 いつも国光が行く時は前の日にいくらでも出来るけど、急なんだもんなー。
 しかも三日後ってさ、お前遠征に経つ日だろ?
 また一ヶ月くらい会えないじゃん。」

そう言って英二は肩に額を乗せたまま首をひねって俺を見る。
ポン、と背を撫でるように手を乗せると、嬉しそうに笑った。

「充電しといて良い?」
「あぁ。休憩は大丈夫か?」
「あと15分は。」
「15分か。」

小さく呟いて、背を何度か撫でる。
暫く沈黙が続いた後、英二の体を少し俺から離した。

「国光?」
「俺はこちらの方が良い。」

そう言って軽く触れるだけの口付けを落とすと、
英二は目を見開いて、少し照れたように笑う。

「半分ずつな?」

先は俺!と言って抱き付いてきた英二を抱き返しながら、
腕の中の体温に、彼ではないけれど力をもらった気がした。



忘れ物を取りに来てくれたから、
また暫く、少し位離れていても大丈夫だろう。



終。


国光の忘れ物にしようと思ったのに、結局菊だよ。
「奥さんが呼んでるよ。」って言わせたかっただけです。
ラブ甘バカップルv

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